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7つの入口

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Entrance 06

今から始めても
遅くないだろうか

40代・50代だからこそ、楽しめることもあります若い頃より、疲れやすくなった気がする。少し走ると息が上がる。何か運動をしたほうがいいとは思うけれど、今から新しいスポーツを始めるのは少し勇気がいる。一方で、子どもが少し大きくなった。仕事の状況が変わった。これからの自分の時間について考えるようになった。そんなタイミングでもあります。

ホールドを確かめながら登る大人
壁を見上げて次の一手を考える人
Start with today

昔できたことではなく
今日できることから

40代、50代になると、どうしても若い頃の自分と比べてしまうことがあります。以前ならもっと動けた。もっと体力があった。こんなことで疲れなかった。

でも、ボルダリングで向き合うのは、昔の自分ではありません。今日の体で、どこまで手が届くか。どこに足を置けるか。どう動けば無理なく登れるか。目の前の一本を、自分なりに考えていきます。

今日はここまで。もう一回だけやってみよう。今日はやめておこう。そういう判断も、自分でできます。若い頃と同じ量をこなすことより、今の自分の感覚を知る。そこから始めれば大丈夫です。

ホールドと足元を確かめる場面
Think before you pull

勢いで登れないからこそ
見えてくるものがあります

ボルダリングは、力だけで登るスポーツではありません。足の位置を少し変える。腰を壁へ近づける。体の向きを変える。重心を足へ移す。ほんの少し動きを変えただけで、それまで届かなかったホールドへ手が届くことがあります。

若い頃なら、勢いや力でなんとかしようとしていたかもしれません。でも今は、「どうしたら、もっと楽に登れるだろう」と一度考えてみる。壁をよく見る。ほかの人の動きを見る。自分の体で試してみる。違ったら、また考える。

すぐにできないからこそ、工夫する時間があります。そして、自分で考えた動きがぴたりとはまる瞬間があります。力が増えたわけでもない。急に若返ったわけでもない。ただ、少し体の使い方が分かった。それだけで登れることがある。そこが、大人になってから始めるボルダリングのおもしろさだと思います。

自分のペースで課題に取り組む人
How you take failure

「できない」の受け取り方も
変わってくる

若い頃なら、すぐに上達できないことが嫌だった。人よりできないことが恥ずかしかった。何度やっても登れないと、「向いていない」と思っていた。そんな方もいるかもしれません。

でも40代、50代になると、できないことがあるのは当たり前。すぐに結果が出ないこともある。今日は調子が悪い日もある。そんなことを、以前より少し受け入れられるようになっていることがあります。

昨日できなかった課題が、今日も登れなかった。でも、前回より一手進めた。足の置き方が少し分かった。前ほど力まずに登れた。怖かった場所で、もう一歩動けた。そんな小さな変化を楽しめるようになる。

早くできることだけが、上達ではありません。時間をかけて一つの課題と付き合う。それも、今だからできる楽しみ方です。

広い館内で過ごす人たち
Why now

「もっと若い頃に始めればよかった」
そう思わなくてもいい

新しいことを始めると、「20代からやっていたら、もっと上手になれたかもしれない」と思うことがあります。もちろん、早く始める良さもあります。

でも、若い頃には若い頃の生活があります。仕事に夢中だった。子育てで余裕がなかった。休みの日は家族の予定でいっぱいだった。そもそもボルダリングという選択肢を知らなかった。

そして今、少しだけ自分のために使える時間ができた。体のことを考えるようになった。これから先も元気に動ける自分でいたいと思うようになった。だから、今なのかもしれません。

「もっと早く始めればよかった」ではなく、「今だから、この楽しさが分かる」。そんな趣味があってもいいと思います。

広い館内と壁面
A body you keep using

体を鍛えるというより
これからも動ける体と付き合っていく

40代、50代から体を動かそうと思ったとき、筋肉をつけなければ。体重を落とさなければ。若い頃の体型へ戻さなければ。そんな目標を思い浮かべることもあります。でも、目標はそれだけではありません。

旅行へ行く。山を歩く。家族と出かける。行ったことのない場所へ行く。これから先も、自分の足で行きたいところへ行く。そのために、自分の体を動かす習慣を持っておく。

ボルダリングでは、足で立つ。片足でバランスを取る。手足を別々に動かす。体をひねる。次の動きを考えながら重心を移す。日常ではあまりしない動きを、遊びながら自然に行っています。

ボルダリングだけですべてが変わるわけではありません。それでも、若い頃の体を取り戻すのではなく、これから使っていく自分の体を知る。そんな運動の仕方もあると思います。

「今だから、
人と比べすぎずに楽しめる」
Now can be the right time

若い頃なら、早く上達できないことが恥ずかしかったかもしれません。周りよりできなければ、自分には向いていないと決めていたかもしれません。今は、昨日できなかった課題が今日も登れなくても、前回より一手進んだことを喜べる。上手な人の動きを、競う相手ではなく参考として見られる。一つの課題を何日もかけて味わえる。

時間をかけ、何度も失敗し、ようやく登れたときの喜びは、すぐにできなかったからこそ大きくなります。50代から始めて、10年通っている方もいます。その方にも、初めて壁に触れた一日がありました。「体が動くうちに何か始めたかった」。そんな理由から始まる趣味もあります。

What people notice

数字では測れない変化を
話してくれる方もいます

「若い人ばかりかと思っていました」

実際に来てみると、年代はさまざまです。隣で登っている人の年齢を気にする場面も、あまりありません。

「階段の上り方が変わった気がします」

足で立つ。体の向きを変える。壁で覚えた動きが、普段の動きに出てくることがあります。

「表情が明るくなったと言われました」

できなかった一本を考える時間が、日常に一つ増える。そんな話を聞くことがあります。

ホールドを確かめながら登る大人
Not work not home

仕事でも 家庭でもない
一人の自分に戻る時間

40代、50代になると、任されることが増えていきます。仕事では立場がある。家庭では親だったり、夫だったり、妻だったりする。子どものこと。親のこと。家のこと。気づけば、誰かのために使っている時間が一日のほとんどを占めていることもあります。

ボルダリングジムでは、その役割をいったん横に置くことができます。壁の前では、次にどこを持とう。この足をどこへ置こう。もう一回やってみよう。考えるのは、それだけです。

仕事で何をしているかも、家庭でどんな役割を担っているかも、壁の前では関係ありません。一つの課題と向き合う、一人の人になります。大人になってから、自分のためだけに何かへ夢中になる時間は、意外と少ないものです。だからこそ、その時間そのものが大切になることがあります。

話してもいい 話さなくてもいい

一人で来て、一人で課題を選んで、登って、休んで、満足したら帰る。それでも大丈夫です。同じ課題を登っている人と「そこ、どうやって登りました?」と少し話すこともあります。でも、無理に誰かとつながる必要はありません。一人でいても、一人きりではない。そのくらいの距離感で過ごせます。

Resting counts too

休むことも
続けることの一部です

若い人と同じ本数を登る必要はありません。登るタイミングも、休む長さも、その日の体を見ながら自分で決められます。

  1. 01

    その日の体に合わせる

    今日は調子がいいから、何本も登る。今日は少し疲れているから、一本登って長めに休む。人の登りを見ながら、次の動きを考える。呼吸が落ち着いたら、もう一度だけやってみる。

  2. 02

    やめておく判断も大切

    40代、50代になると、「無理をした次の日に残る」ということも、よく分かってきます。だからこそ、頑張ることだけでなく、やめておく判断も大切です。

  3. 03

    怖いときは下りる

    痛みや強い違和感がある日は登らない。怖いと感じたら無理に上まで行かない。途中で下りる。ボルダリングは落下を伴うスポーツなので、マットがあってもケガを完全に防げるわけではありません。挑戦することと同じくらい、自分の体を見ながら引くことも大切にしてください。

課題に向かう人
It still feels good

何歳からでも
「できなかったことができる」はうれしい

大人になると、初めてできるようになることは少なくなっていきます。仕事では、できて当たり前のことが増える。家庭でも、誰かに教える側になる。褒められることより、責任を求められることのほうが多くなる。

でも壁の前では、昨日できなかった一手ができた。今まで届かなかったところに届いた。何度も失敗した課題が、初めて登れた。そんな瞬間があります。

大人になっても、「できた」は、やっぱりうれしいものです。難しいことをしなければ味わえないわけではありません。自分にとってできなかったことが、できるようになる。その感覚は、年齢とは関係ありません。

傾斜した壁を登る人
Enjoy today

10年後の自分のためだけではなく
今日を楽しむために

「健康のために運動しなければ」。そう考えると、少し義務のように感じることがあります。もちろん、これから先の体を考えることも大切です。でも、10年後のためだけに、今日を我慢する必要はありません。

登っている時間がおもしろい。考えるのが楽しい。できなかった一本が登れてうれしい。体を動かしたら、なんとなく気持ちがいい。そういう「今日の楽しさ」があるから、結果として続いていく。

ボルダリングは、運動を続けることそのものを目標にしなくてもいいスポーツです。楽しんでいたら、また来たくなった。その積み重ねで十分だと思います。

Before you start

40代・50代から始める前に
気になりやすいこと

若い人ばかりで浮きませんか?

リッジラインには幅広い年代の方が利用されています。40代以降でボルダリングを始めた方もいます。全員で同じメニューをするスポーツではないので、それぞれが自分に合った課題へ取り組みます。

体が硬くても始められますか?

最初から大きく足を上げたり、無理に体をひねったりする必要はありません。まずは自分が無理なく動ける範囲の課題から始めます。

高いところが少し怖いです

最初から上まで登る必要はありません。怖いと思ったところで止めて、途中で下りても大丈夫です。初めての方には、安全な降り方やルールも最初に案内します。

何年も運動していません

最初から長時間登ったり、たくさんの課題をこなしたりする必要はありません。一本登って休む。もう少しできそうなら、また登る。まずはそのくらいから始めてみてください。

一人でも大丈夫ですか?

一人で来店される方もいます。誰かとペアを組む必要はありません。自分のタイミングで登り、休憩し、分からないことがあればスタッフへ聞いてください。

道具や予約は必要ですか?

通常利用は予約不要です。クライミングシューズとチョークはレンタルできます。動きやすい服装と靴下があれば始められます。金額は料金の目安をご覧ください。

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休憩スペースで過ごす人たち
Now is the time

今だから
始められることもある

40代、50代になるまで、仕事をして、家庭のことをして、いろいろな経験をしてきたと思います。若い頃よりできなくなったこともあるかもしれません。

でも、その一方で、無理をしすぎないこと。自分のペースを知ること。すぐに答えが出なくても待てること。失敗したからといって、それですべてが終わるわけではないこと。そんなことも、少しずつ分かってきたのではないでしょうか。それは、ボルダリングを楽しむうえでは、意外と大きな強みになります。

速く登れなくてもいい。たくさん登れなくてもいい。若い人と同じように動けなくてもいい。今の自分で、考えて、動いて、少しずつできることを増やしていく。

40代・50代だから遅いのではなく、40代・50代になった今だからこそ、楽しめるボルダリングがあります。「何か始めてみようかな」。そう思ったときが、その人にとっての始めどきなのだと思います。

Let's climb

今日は ちょっと
登ってみませんか

予約不要。初めてでも大丈夫です。