壁を登るだけじゃない
何がそんなに面白い?
力や高さより先に面白いのは、できない一手を考え、試し、自分なりの答えを見つける時間です。



壁には 小さなパズルが
いくつも仕掛けてある
ボルダリングは、決められたホールドを使ってスタートからゴールを目指すクライミングです。けれど、面白さは「上まで行けたか」だけではありません。
次はどこを持つか。どちらの足で立つか。どうすれば体が安定するか。壁を見た瞬間から、もう課題を解く時間が始まっています。
ルールはシンプル
だから奥が深い
見ているだけだと、なぜ途中で下りるのか、なぜ隣のホールドを使わないのかが分かりません。決まりごとは多くありません。そして、その決まりごとの中にこそ、ボルダリングの面白さがあります。
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テープが目印
ホールドのそばにテープが貼ってあります。同じ色・形のテープが付いたホールドだけを使って登ります。壁一面のホールドの中から、その一本の分だけを見つけ出すところから始まります。
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SからGまで
テープの「S」がスタート、「G」がゴールです。両手でスタートホールドを持ったところから始め、ゴールホールドを両手で持って2〜3秒止まれたら完登です。
- 03
足をどこに置くかは 自分で決める
ある程度の難しさから上は、足を置くホールドも指定されます。「足限定」と呼びます。それまでは、足はどこに置いても構いません。どこへ置けば体が安定するのか、数センチ置き直すだけで急に楽になることがある。その探しものが、そのまま面白さです。
- 04
落ちるのは普通のこと
登りきれなくても大丈夫です。途中でやめるときは、できるだけ低い位置まで下りて、着地する場所を見てから降ります。落ちた場所から「なぜ届かなかったのか」を考えるところで、次の一手が始まります。
- 05
難しさは自分で選べる
壁には、初めての人が登れる課題から上級者向けまで並んでいます。誰かと同じ一本をやる必要はありません。自分に合う課題を選び、登れたら一つ上へ。ゴールまで行けなくても、前より一手進めたときはうれしいものです。
高さ4mの壁の下に、厚さ30cmのマットを敷いています。初めての日は、これらをスタッフがそばで説明します。
見る 考える 試す
失敗する 組み立て直す
- 01
見る
ホールドの位置と距離を確かめる。
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考える
手足の順番を自分なりに決める。
- 03
試す
壁に入り、考えた動きを確かめる。
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失敗する
落ちた場所から理由を探す。
- 05
もう一度
一つだけ変えて、再び壁へ向かう。

登っていない時間も
ボルダリングです
壁の前で腕を組み、ほかの人の動きを見たり、さっき落ちた理由を考えたりする。休んでいるように見える時間にも、頭の中では次の一手が動いています。
同じ課題でも 答えは一つではない
身長、手足の長さ、柔軟性は人それぞれです。誰かの動きをそのまま真似るのではなく、自分の体に合う動きを探せます。

腕力だけでは
届かない一手がある
腕で引くだけでは、すぐに疲れてしまいます。足で立つ、重心を移す、腰を壁へ近づける、体の向きを変える。少しの工夫で、さっき届かなかった場所へ手が伸びます。
自分の体の使い方が分かる
力が強い人だけの競技ではありません。どう動けば楽になるのかを発見することが、もう一つの面白さです。
うれしいのは
ゴールしたときだけじゃない
- 01
一手進んだ
ゴールできなくても、前回より一つ先のホールドへ届く。それだけで壁の見え方が変わります。
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動きが分かった
足位置を数センチ変えただけで体が安定する。自分で理由を見つけた瞬間があります。
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できなかった課題ができた
何度も落ちた一本を登り切る。初心者にも経験者にもある、声が出るほどの達成感です。

難しいから
悔しい日もある
すぐ登れる課題ばかりではありません。後から始めた人が先に登ることも、自分だけ動きが分からないこともあります。

できなくて悔しい。それでも、もう一度だけ試したくなる。難しさと面白さが同時にあることも、ボルダリングの本当の魅力です。







