仕事を終えたのに、頭の中ではまだ会話や予定が続いている。家に帰って休みたいのに、うまく気持ちが切り替わらない夜はありませんか。
そんなとき、考えないように頑張るよりも、意識を別のものへ向ける方法があります。ボルダリングは、目の前の一手へ頭の向きを変える時間です。
休もうとしても頭が休まらない理由
体は椅子に座っていても、頭が仕事の続きをしていれば、休んだ感じは得にくいものです。
「何も考えない」は、意外に難しいことです。空白を作ろうとするほど、気になっていたことが戻ってくる日もあります。
一方で、目の前に具体的な問いがあると意識はそこへ向きます。ボルダリングなら、次にどのホールドを持つか、足をどこへ置くかという問いです。
考え事を追い払うのではなく、今考えるものを一つにする。これが、仕事帰りに感じる切り替わりの正体に近いのだと思います。
見て、考えて、試すことに夢中になる
ボルダリングは、高さを抑えた壁に設定された課題を、手足を使って登るクライミングです。課題ごとに使うホールドが決まっているため、壁の前ですることは複雑ではありません。見る、考える、試す。できなければ少し変えて、もう一度試します。
腕を伸ばしたら届いた。足の位置を変えたら体が安定した。試した結果が、その場で自分に返ってきます。
リッジラインでは、仕事で体も気持ちも重い日に登り始めた人が、いつの間にか目の前の一手へ集中している場面があります。日常の問題が消えなくても、その間だけは「今はこれをやっている」と言えます。
登れないことも失敗ではありません。なぜ届かなかったのかを考える時間が、次の一手につながります。
疲れている日に頑張りすぎなくていい
仕事帰りだからこそ、毎回記録を伸ばそうとしなくて大丈夫です。その日の体と気持ちに合わせて過ごせます。
富山市上冨居のリッジラインには、約100坪の空間と6面のクライミングウォールがあります。けれど、全部に挑戦する必要はありません。
通常利用は予約不要で、1時間から試せます。初めての方にはスタッフがそばで案内するので、やり方を知っている必要もありません。動きやすい服装であれば、仕事帰りの服のままで登れます。
痛みや強い疲れがある日は無理をしないでください。休むことも含め、その日の自分に合う選択をしてください。
頭を切り替えるとは、考え事を無理に消すことではありません。目の前の一手へ意識を向け、自分のために試す時間を持つことです。

