何か趣味がほしい。でも、自分に何が向いているのか分からない。調べているうちに夜が終わり、結局何も始められなかったことはありませんか。
趣味選びで大切なのは、最初から得意かどうかではありません。できなかったあとに、もう一度試したくなるかどうかです。
夢中になれる趣味は、上手いかどうかで決まらない
大人になると、時間を使うなら成果がほしいと思いがちです。けれど趣味まで結果だけで選ぶと、始める前から苦しくなります。
リッジラインで初めて壁に向かう方からは、まず「難しい」という声が出ます。それでも一本、二本と登ると、「おもしろい」と言われることがあります。
簡単だから面白いのではありません。考えて試し、自分の動きで一つ登れたから面白くなります。少し難しいからこそ、次の一回が生まれます。
趣味を選ぶときの手がかりは、時間を忘れて考えられるか。失敗しても違う方法を試したくなるか。自分の変化を小さく感じられるか。そのあたりにあります。
ボルダリングは一手ずつ試せる
ボルダリングでは、壁にあるすべてのホールドを自由に使うわけではありません。色や印で示された課題ごとに、スタートからゴールを目指します。
体格や柔軟性が違えば、動き方も変わります。誰かと同じ形にできないからといって、そこで終わりではありません。
足を先に上げる。体の向きを変える。少し休んで、もう一度見る。一つの壁に、自分なりの答えを探せる余白があります。
初めての方にも、何度も挑戦して登れたときの喜びがあります。経験者にも、まだできない一手を考える楽しさがあります。難しい課題に挑戦する日も、気持ちよく体を動かす日もあります。その日の楽しみ方を自分で選べます。
「大人だから始めにくい」を小さくしていく
「今から始めても遅い」「一人で入りづらい」と感じるのは自然です。趣味そのものより、入口の大きさが気になっているのかもしれません。
リッジラインは2016年から富山市上冨居で営業しています。約100坪の空間にクライミングウォールが6面あり、通常利用と見学は予約不要で、1時間利用があります。
初回はスタッフが案内します。続ける約束をせず、一度登ってから自分に合うかを決められます。
一人でも誰かとでも楽しめる
趣味は、必ず仲間を作るために始めなくてもいいものです。一人で課題へ向き合う時間も、誰かと一手を話す時間も選べます。
広いぶん、人との距離も自分で選べます。利用者からは、常連さんがいい人で、広くて居心地がよいという声も聞きます。
一人で集中してもいいし、自然に言葉を交わしてもいい。その選択肢が、趣味を続けるときの安心につながります。
夢中になれる趣味は、得意なものを当てるゲームではありません。難しいのに、なぜかもう一度やってみたい。その感覚を確かめるところから始まります。

