「最初は、子どもを遊ばせるだけのつもりだったんです」。リッジラインに来るお父さん・お母さんから、よくそんな言葉を聞きます。
けれど一歩足を踏み入れてみると、そこには「付き添い」という言葉では収まらない、家族それぞれの楽しみ方が待っています。実際にジムに通っているご家族の話を紹介します。
週末の習慣が、親子の対等な時間に
あるお母さんは、毎週小学生のお子さんと一緒に登りに来ています。「最初は下で見守っていただけなのですが、子どもがあまりに楽しそうに登る姿を見て、私も始めてみたんです」。
始めてから、長年気になっていた肩こりが楽になったと感じているそうです。壁を登る動きでは、普段の生活ではあまり使わない肩まわりを大きく動かします。感じ方には個人差がありますが、体を動かすきっかけになったのは確かなようです。
今では「ママ、そこはこうやって足を置くんだよ!」とお子さんが先生役。親が教える側ではなく、同じ課題に挑む仲間として過ごす時間が、親子の大切なコミュニケーションになっています。
3世代で楽しむ、おばあちゃんの新しい挑戦
お孫さんに連れられてきたおばあちゃんが、気づけばシューズを履いて壁に向き合っている。リッジラインでは、そんな光景も見られます。
「危ないと思っていたけれど、やってみると自分のペースで動けるのがいいわね」。ボルダリングは力任せに登るのではなく、いかに体重を足に乗せるかを考えるパズルのような遊びです。年齢に関係なく「昨日の自分より一歩先へ」と感じられる体験があります。
3世代が同じマットの上で、お互いを「ガンバ」と応援し合う。上下のない、こういう場所でありたいと思っています。
お父さんが自分に戻れる、第3の場所
そして最も多いのが、タイトルにもある「お父さんがハマってしまう」ケースです。週末に家族で遊びに来たのがきっかけで、今では仕事帰りにお父さん一人で夜のジムに通うこともあります。
「仕事のことも、壁に向き合っている間だけは忘れられる。ここは、家でも職場でもない、自分に戻れる大切な場所です」。
忙しい日々の中に、一人で黙々と課題に向き合う余白の時間を持つ。リッジラインが、地域の皆さんにとって家と職場のほかにある心地よい居場所になれているなら、とてもうれしいです。
リッジラインで見つかる、新しい家族のかたち
特別な準備は必要ありません。必要なのは、少しの好奇心だけ。「家族みんなで、何か新しいことを始めてみたい」。そう思ったら、一度リッジラインの扉を開けてみてください。
今まで知らなかった子どもの頼もしい姿や、自分自身の新しい一面に出会えるかもしれません。

